4月の学内共同研究促進トークは、マテリアルズ・インフォマティクス研究室の藤井幹也先生にご講演いただきました。

タイトルと概要は以下になります。

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藤井幹也 教授 (マテリアルズ・インフォマティクス研究室)

TITLE: フロー合成反応における機械学習の活用
(Application of Machine Learning in Flow Synthesis Reactions)

Abstract:

材料開発においてはプロセスも重要であることから、近年、プロセス制御に機械学習を用いたプロセス・インフォマティクスとして取り組みが始まり、研究者・技術者が暗黙知として行ってきた最適化や効率化を機械的に実現することが可能になっている。

我々はコポリマーの共重合反応にたいしてフロー合成法による精密合成の実施、および生成物予測に取り組んでおり、機械学習手法と量子化学計算を併せて用いることで、新規分子に対しても生成物予測が可能なことを実証した。さらに、機械学習の１つであるベイズ最適化により所望のコポリマーに対してプロセス変数の最適化が可能であることも実証した。当日はこれらの結果について紹介する。