2月の学内共同研究促進トークは、知能コミュニケーション研究室の中村 哲先生にご講演いただきました。

タイトルと概要は以下になります。

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中村 哲 教授（知能コミュニケーション研究室）

TITLE:

音声言語処理の研究の進展

Abstract:

音声言語処理の研究のこれまでと現状について講演者の足跡と技術の進歩から紹介する。
１９８０年代にはまだ夢の技術といわれた音声認識、音声合成が、確率モデルの導入やニューラルネットワークの進歩により格段の進歩を遂げ、現在では人々の生活のツールの一部となるまでに普及した。機械翻訳についても米国では一時期、機械翻訳に国の研究投資をすべきでないというレポートが出るなど、紆余曲折があったが、word2vecによる連続空間での単語表現などの出現、種々の深層学習モデルの登場により大きな進歩があった。現在では大規模言語モデルが予想をはるかに超える速度で進化し、これまでの最高結果を次々と塗り替えている。講演者の足跡を重ねてこれらの技術の進歩を紹介する。