「第1回NAIST 電子ラボノートフォーラム」開催
2025年3月11日(火)13:00~17:30開催
現在、データ駆動型科学の重要性が広く認知され、その基盤をささえるデータ収集・共用は社会の様々な階層で取り組みが行われています。国が制度を整え、研究機関や事業会社といった各組織が具体的な運用を進め、研究者個人は新しい研究を開始しています。その中で、奈良先端科学技術大学院大学 (NAIST)はリサーチトランスフォーメーション(RX)プラットフォーム構築事業を進め、電子ラボノートを本事業におけるデータ収集・共用の起点として活用を開始し、今後はさらなる活用や社会への普及を目指しています。
今回、 RXプラットフォーム構築事業の社会実装を加速するため、NAIST電子ラボノートフォーラムを開催します。本学からRXプラットフォームおよび電子ラボノートの取り組みを紹介するとともに、電子ラボノート(eLabFTW:オープンソース)の開発元であるDeltablot社からNicolas代表者および開発担当者を招き、また国内におけるデータの収集・共用等を進める有識者をお招きしてご講演をいただきます。
電子ラボノートの研究現場への応用事例や、データ共用、実験・計測の応用等へ関心をお持ちの方には絶好の機会です。教育・研究機関、産業界の皆様、学生の皆様など、多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。
開催日時
2025年3月11日(火)13:00~17:30
開催場所
奈良県コンベンションセンター 205, 206会議室(現地開催のみ)
参加費
無料 ※あらかじめ登録が必要です。
登録締め切り
2025/2/20(木) (定員の100名に達した時点で締め切りとさせて頂きます。)
こちらより事前にお申込みください。
主催
奈良先端科学技術大学院大学(NAIST) データ駆動型サイエンス創造センター(DSC)
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【開催プログラム】(司会:船津公人氏(NAIST DSCセンター長))
12:30 開場
13:00-13:10 奈良先端科学技術大学院大学 学長ご挨拶 塩﨑一裕学長
13:10-13:20 フォーラム開催の目的 船津公人氏(NAIST DSCセンター長)
13:20-13:45 講演1 NAISTにおけるRXプラットフォーム構築事業および、電子ラボノートの取り組みについて
藤井幹也氏(NAIST 教授)
13:45-14:35 講演2 eLabFTWの開発経緯/特徴、海外(欧州)での導入/活用事例、ELNの将来展望 等
Nicolas Carpi氏(Deltablot社CEO)
14:35-15:00 講演3 電子ラボノートを用いた研究活用
高須賀聖五氏(NAIST 助教)
15:00-15:20 講演4 NAISTにおける実践的取り組み事例の紹介
赤瀬善太郎氏(NAIST 特任准教授)
15:30-15:55 講演5 ARIMデータ共用事業の現在と将来展望
松波成行氏(国立研究開発法人 物質・材料研究機構 (NIMS) ARIMセンターハブ長)
15:55-16:20 講演6 画像認識を用いた化学実験の認識と記録
藤波美起登氏(早稲田大学 次席研究員)
16:30-17:20 パネルディスカッション
〇司会:冨谷茂隆氏(NAIST 教授)
〇パネラー:藤井幹也氏/Nicolas Carpi氏/松波成行氏/藤波美起登氏
テーマ:データ管理と共用、実験現場での活用、データベースプラットフォーム(ARIM等)との連携、
電子ラボノートの将来展望 等
17:20-17:30 総括 船津公人氏(NAIST DSCセンター長)
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【お問い合わせ先】
奈良先端科学技術大学院大学(NAIST) データ駆動型サイエンス創造センター(DSC)
TEL:0743-72-5393 e-mail:dsc-info[at]dsc.naist.jp