RXプラットフォームの構築事業の取り組み

奈良先端科学技術大学院大学は、文部科学省から概算要求・教育研究組織改革事業の採択を受け、令和５年度より、「リサーチトランスフォーメーション（RX）プラットフォームの構築事業」を推進しています。

　NAISTが進めるRXサイクルは、研究空間をフィジカル空間とサイバー空間の両方へ拡張し、電子ラボノートを使用してデータの統合と管理を行い、研究結果から抽出された知見を迅速に次の研究の方向性決定に還元して取組を加速する研究手法の改革です。

　本事業は、世界に先駆けてRXサイクルのプラットフォームを構築することによって、研究の好循環の仕組みを確立し、本学が令和3年度に設立したデータ駆動型サイエンスコンソーシアムとも連携して社会実装を強化することによって、新技術・新産業の創出を目指していきます。

当センターについて

奈良先端大データ駆動型サイエンス創造センターは、データサイエンス部門、マテリアルズ・インフォマティクス部門、バイオインフォマティクス部門、社会実装部門、国際教育研究連携部門で構成し、データサイエンスプログラム実施の中核的役割を担うなど、全学的にデータ駆動型サイエンスを推進する教育と研究の共通基盤としていきます。