Speaker:
畑中美穂(奈良先端大 先端科学技術研究科・データ駆動型サイエンス創造センター 特任准教授)
Bio:
慶應義塾大学にて博士(理学)を取得後、京都大学福井謙一記念研究センターフェロー、近畿大学理工学部助教を経て、2017年4月より研究推進機構(兼 物質創成科学研究科・データ駆動型サイエンス創造センター)特任准教授。マテリアルズ・インフォマティクス研究室を主催。計算化学の手法を用いて、触媒反応や発光材料の機構解明・分子設計を行っている。特にレア・アースを含む材料の理論解析を可能にする計算方法の開発に力を入れており、英国王立化学会のPCCP Prizeを受賞するなど高い評価を受けている。2015年JSTさきがけ研究員採用を期に、計算化学の最新の手法の一つである自動反応経路探索法と機械学習を組み合わせた効率的解析に取り組んでいる。