「NAISTデータ駆動型サイエンス実習2018」のご報告
7/19(木)・7/20(金)・7/26(木)・7/27(金)・8/2(木)・8/3(金)の6日間にわたり、日本化学会化学会館(東京都千代田区)にて「NAISTデータ駆動型サイエンス実習シリーズ」としてサマーセミナーを開催いたしました。
NAISTデータ駆動型サイエンス実習シリーズは、企業や大学の研究者・技術者および学生を対象にデータ駆動型サイエンスの講習・実習を行うことで、データサイエンス人材の育成を図るとともにデータサイエンスを広く社会に普及させることを目的として開催されました。
今回は第1回として、ケモインフォマティクスの世界的権威であり本年4月にNAISTの客員教授に着任されたJohann Gasteiger博士を招き、講義を行うとともに、NAIST・DSCのメンバー(船津研究ディレクター、金谷教授、池田教授、畑中特任准教授、宮尾准教授、小野准教授、江口研究員)による統計学、ベイズ統計学、多変量解析学の講義、およびRプログラミング言語を用いた実習、さらに、計算化学、生物学とインフォマティクスにおける研究トピックスの講演を行いました。また、NAIST・DSCの中村センター長から、「DSCは本分野のみならずデータサイエンスに関わる分野の発展を目指しており引き続き皆様からの協力を仰ぎたい」との挨拶がありました。
Picture 1. 講演するJohann Gasteiger博士(NAIST客員教授)
Picture 2. 講演するNAIST・DSCの畑中美穂特任准教授と金谷重彦教授
本サマーセミナーは43名の方に受講いただき、予定した会場がほぼ満席の状態で、講習と実習および専門性の高い活発な議論が行われました。NAIST・DSCは、データ駆動型サイエンス実習シリーズを来年度以降も継続して実施し、データサイエンス人材の育成とデータサイエンスの普及により社会への貢献を続けていく所存です。
Picture 3. 講演するNAIST・DSCの船津公人研究ディレクターと会場の様子
Picture 4. 講演をしたDSCの若手研究者たち(左から 江口研究員、畑中特任准教授、宮尾准教授、小野准教授)