2021.10.20
DSCトークデータサイエンス特別講義
データサイエンス特別講義 第2回(2021年度)
10月20日(水)15:10より、「データサイエンス特別講義 第2回」を開催いた し ます。
(併催:DSC(データ駆動型サイエンス創造センター)トーク会、光ナノサイエ ンス特別講義 (マテリアル特別講義))
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日時: 10月20日(水)15:10-16:40
場所: Rethink 物質創成科学大講義室、 E318(MS) (オンライン受講可)
言語: 英語
講師: 野村 泰伸先生(大阪大学 基礎工学研究科 機能創成専攻 教授)
演題:「ヒト直立姿勢の安定化とパーキンソン病に起因するその不安定化の神経機序解明のための動的モデル・データ両駆動型アプローチ」
概要:
ヒト静止立位姿勢ゆらぎは重心動揺と呼ばれる。フィードバック時間遅れが不可 避な条件下で、直立姿勢からの偏差をできるだけ小さくし、できるだけ小さなエ ネルギー消費で姿勢を維持するという制御目的のトレードオフ解決を指向する と、結果として姿勢は揺れざるを得ないことがわかってきた。神経疾患患者が示 す過少または過大な重心動揺はトレードオフ解決に失敗した状況かもしれない。 この仮説の脳内メカニズムにモデル・データ両駆動型アプローチで迫る。